タッグボルト環境テンプレアローラナッシー
おはようございます。お初にお目にかかります、アローラナッシー男と申します。以後お見知り置きを。
さて、アローラナッシーがこの世に生を受けてはや39年。皆様の研究も進んでおられることでしょう。
今回はポケモンカードを始めてわずか2ヶ月ながら、小学校短距離走低学年の部で3位入賞したこともあるこの私が、拡張パック「タッグボルト」環境におけるテンプレアローラナッシーデッキをご紹介したいと思います。
・デッキレシピ
編集可能なデッキレシピはこちらから。
・解説
私はアローラナッシーに54年携わってきて、たったひとつ気づいたことがございます。
このナッシーデッキ、非常に事故りやすい。
他のデッキ。例えばルガルガーゾロアークー。
ウルトラネクロズッマ。
これらに代表されるGXデッキには「カプ・テテフGX」が自然と入ってくる。
これによって1ターン目からかなりの確率でサポートカードをプレイでき、事故を大幅に減らすことができるのだ。
しかし。アローラナッシーデッキにカプテテフを入れた場合、サイドを一気に2枚取られて試合が不利になってしまうケースも多い。海外のポケモンカード専門サイトによると、勝率が3.8pointもへってしまうのだという。
全てのポケモンバトルは一期一会。一発勝負のトーナメントということもあるポケモンカードではこの3.8pointは命取り。カプテテフGXは不採用と相成った。
私はテテフの代わりを三日三晩探し続け、手に取ったのは「マーシャドー」であった。
試しにマーシャドーをデッキに入れてポケモンバトルを試みたところ、潤滑油としての存在感を存分にあらわし、デッキを油でぬるぬるにしてしまったのである。
これはたまげた。今ではマーシャドーを「非GXデッキのテテフ」と呼んで愛用している私も、この日の出来事には腰を抜かしてしまったのだ。
・個別解説
・タマタマ4
ナッシーデッキにおけるタマタマの選択肢は5つ。五体のタマタマを手のひらの上で弄びながらひとつを選ぶことになる。
その中で私が選んだのは催眠術タマタマ。彼らの眼光の鋭さ。そして団結力に期待しての採用である。
・アローラナッシー4
かのナポレオンも「私の辞書にナッシーの文字は無し」と言っていたらしい。
・メタモン1
全てのポケモンの中でも3番目くらいに好きなポケモンであるため採用した。
・ツボツボ2
アローラナッシーには必須カードと言っていいだろう。3枚では多く、1枚では少ないため2枚採用である。
・マーシャドー2
私は「超タイプのテテフ」と呼んで愛用してきた。テテフが入らないナッシーデッキには彼のような縁の下の力持ちが必要なのだ。
チルットとタルタルソースの採用理由は以下である。HP130以上の非GXポケモン(アーゴヨン等)をワンパンするため。そしてHP170~190程度のGXポケモン(カプテテフ、ズガドーン、ウルネク等)を戒めの祠拘り鉢巻込みでワンパンするためである。
・シロナ4 リーリエ4 観光客2
このデッキのドローサポートは10枚。これは1ターン目に7割以上の確率で少なくとも1枚ドローサポートを引けるという枚数である。もし引けなければハイパワーボール、ミステリートレイジャーを使用しマーシャドーをサーチするというのがこのデッキの基本戦術である。
10枚の内訳は、絶対に6枚新しい表面を見ることができるシロナ。1ターン目にタマタマを並べたいこのデッキにマッチするリーリエ。
ここまでは確定として9,10枚目はフウラン、観光客、ロケット団、ものまね娘、エリカ等から選択になるが、新しい表面を5枚見ることができ、必要なカードはキープでき、初動に使え、トラッシュにエネルギーを落とすこともできる観光客を2枚採用した。
一見有用そうなウツギ博士の不採用理由であるが、序盤以外は腐り、サポートをサーチする手段も無いからである。
・グズマ3
相手のベンチポケモンを狙撃する手段としてカウンターキャッチ、カスタムキャッチャー、ポケモンキャッチーなどがあるが、グズマはポケモン入れ替えも同時に行えるためグズマにした。
・ワタル1
ワタルが輝く場面はあまりなく、ポケモンを倒された先手番2ターン目、もしくは後手番2ターン目。もしくはナッシーの火力が20点足りないときにチルタエイイスを即出し。こうなれば強い。
・ハイパーボール4 ネットボール3 ネストボール1 ミステリートレジャー2
このデッキのポケモンサーチ系カードは10枚。最低限のマナー・カードを詰め込んだらあとは全てボールを注ぎ込んだ。
優先順位としてはなんでもサーチのハイパワーボール4。エネルギーとツボツボに対応したネットボール3。メタモンとチルットに対応したネストボール1。ナッシー、チルタリス、マーシャドーに対応したミストレ2となった。
・拘り鉢巻2
鉢巻の採用理由は以下。HP170~190程度のGXポケモン(カプテテフ、ズガドーン、ウルネク等)を戒めの祠拘り鉢巻込みでワンパンするためである。
・エネルギー循環装置1
この枠は以下と選択である。
「基本草エネルギー」
「エネルギー回収」
私が循環装置を選んだ理由はだたひとつ。カードテキストを見ていただきたい。
このカードには選択肢がふたつ。カードゲームという遊戯は選択肢が多いほど有利。勝利を目的としたプレイヤーが何を選ぶかは自明。自明である。
戒めの祠3
祠の採用理由は以下。HP170~190程度のGXポケモン(カプテテフ、ズガドーン、ウルネク等)を戒めの祠拘り鉢巻込みでワンパンするためである。
基本草6 基本炎1 基本水1 基本雷1 基本超1 基本鋼1
草以外のエネルギーのチョイスは何でもよいと思うが、ヒートファクトリーに対応する炎。月輪の祭壇に対応する超。テンガン山に対応する鋼は入れてもいいかもしれない。
・最後に
いかがだっただろうか。以上が「私の選ぶ至高の60枚=タッグボルト環境テンプレアローラナッシー」だ。皆さんもまねしてはいかがだろうか。
今後はこのブログで「はやがけゼブライカ入りナッシー」、「テテフGX入りナッシー」、「草アローラナッシー」などのデッキを試行錯誤し、紹介するつもりだ。
それでは今後も優雅なナシイー生活を。さようなら。